猛暑、猛暑というけれど

　今年はせっかく梅雨が早く明けたにもかかわらず、そして梅雨明けにほんの2,3日だけ気持ちよく暑い日があったにもかかわらず、その後は戻り梅雨になってしまい、ここ2週間、毎日どんよりと曇り、気温が30度に達しないという日が続いていたが、ついに待ちに待った猛暑日がやってきた。
　
　大学というのは、昔は7月の半ばくらいから休めたものだが、最近は8月に入っても雑用が残っていて、ここにきてようやく休めるようになった。
　というわけで、例年とまったく同じ夏休みの過ごし方が始まる。
　
　暑さのせいで、どうしても早朝に眼が醒めてしまう。「あまちゃん」を見逃すわけにもいかないので、8時前に起きて一通りヨガをやってから、海に出かける。
　海辺で朝食を食べ、ひと泳ぎして、帰りに買い物をして、帰って昼食をたべる（昼食は冷やし中華、そうめん、ひやむぎ、フォーの繰り返し）。おっと、その前に恒例の「かき氷のサイダーぶっかけ」を食べる。
　午後は睡魔と戦いながら、数時間まとめて机に向かう。
　夕方5時を過ぎたら、夕食の支度。昨日は海の帰りに肉屋に寄ったら、極上のサーロインを特売していた。ここは安い肉屋で、ふつうの肉屋なら100グラム3000円で売っているサーロイン肉を2000円で売っていて、しかも昨日はさらに半額。250グラムのステーキがなんと2500円。これはもう肉を食べるしかない。
　最近はずいぶん日が短くなり、7時を過ぎると暗くなるので、例の「ふたりＢＢＱ」を早めに始める。焼肉ロースターを買ってから、いちいち炭で火を起こさなくていいので、楽だ。
暑いから、ワインはランブルスコ・セッコにする。これならガブ呑みできる。
　　
　夕食の後はふたりでビデオを毎日1本観ることにしているのだが、昨日はＮＨＫの歌番組を3時間も観てしまった。おかげでその後、2時間しか仕事ができなかった。
　
　私の書斎はこの冬にエアコンが壊れてしまったので、扇風機だけで仕事をしている。いやあ、はんぱじゃなく暑い。エアコンが壊れる前も、ひと夏に1,2回しかエアコンを使わなかったが、さすがに今年は暑い。来週あたり、電気屋でエアコンを買ってくることにした。壊れてしまったエアコンは、振り返ってみると、24年間働いてくれたのだった。主に暖房だけだが。
　
　働いている姿はあまり人には見られたくないね。タンクトップに短パン。鉢巻きして、首の周りにも保冷剤入り手ぬぐいを巻いて、時々バスルームにいって、水を浴びる。